アブラボのゴマ油は、どうして普通のゴマ油と色が違うの？
というご質問をよく頂きます。

それは、ゴマの焙煎温度が違うから。

油の多くは搾油をする前に原料である種を焙煎します。
この焙煎はとっても重要な工程で、種を加熱することによって油の出を良くするため、というのが一般的な理由です。
しかしこの焙煎によって油の味は大きく変わるのです。

加熱温度は高い方が油の出は良くなりますが、行き過ぎると焦げっぽい味がついてしまいますし、種や油にとっても高負荷です。

アブラボのゴマの焙煎温度は、ゴマにストレスがかかりすぎず、味もただ香ばしいだけでなくゴマ本来の奥深さを引き出せる温度に設定しています。

そしてゴマに関して言えば、色が濃いほど焙煎温度も高いのです。

普通のゴマ油は中華料理を作るときには味がはっきりしているので使いやすいと思いますが、アブラボのゴマ油はどちらかと言えば和食向き。
素材の味を楽しむ料理に使っていただきたい油です。

アブラボの商品はどれも遮光ビンに入っているので一目で色は分かりませんが、お家で使う際はぜひお皿やスプーンに出してみて、色の違いも観察してみてくださいね。