搾りたてのヒマワリ油って、実は黒いんです。
ヒマワリのタネを焙煎して搾油機に入れた後、すぐに出てくるのは写真のような黒く濁った油。
味は確かにヒマワリ油の味なのですが、雑味が多いです。
これがどうやってあの黄色い澄んだ色になるかというと、実は1週間ほど寝かせるだけ。
置いておくと、上澄みにキレイな黄色い油の層ができ、黒い不純物の層は下になります。
これは油の比重が軽いから。
寝かせた後、上だけをすくって濾過をしたらいつものヒマワリ油の完成です!
添加物や熱を利用して寝かせずに黄色く澄んだ油にする方法もありますが、ヒマワリ油本来の美味しさを引き出すために、時間はかかりますがこの方法で作っています。
2019年3月07日